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トラヴィス・スミス『アメコミヒーローの倫理学 10人のスーパーヒーローによる世界を救う10の方法』(パルコ 2019)の「『Amazing Fantasy』#15(スパイーダマンのデビュー作)は〈多くを与えられた者は、誰でも多くを求められる〉(『ルカによる福音書』12章48節)〈このことを弁えていなさい。この家の善良な主人は、泥棒がいつやってくるか知っていたら、自分の家を見張り、家に押し入らせず、苦しむこともなかったであろう〉(『ルカ福音書』12章39節)を下敷きにしている」という指摘踏まえると、ピタくんの名前が「弟子でありながらイエスを知らないと否認し裏切った」ペテロ(ピーター)なのは尖ってる
ペテロは伝承において逆さ十字架につけられて殉死したけれど、ピーター・パーカーは蜘蛛の力で天井に張り付き上下逆さまに動き回る
ピタくん、名前からして一度正義から逸脱し罪を負った人間が、それを新たな出発点として人々の善き導き手になる(ならなければならない)という重いテーマを背負わされているのかもしれない

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